会話の隙間 僕たちはいつものように連れ添って歩いていた。 もう1年近くふざけあいながらこうして帰っている。 「なんであんな事したの?」 「素直じゃないから!」 「ホントひねくれもんだよ。 少しは周りの人のことも考えれば?」 「僕は友達にしかしないよ。そんな事!」 ・・・・・・ 一瞬だけど会話が止まった。 一瞬にしては気の遠くなるような時間だった。 もどる