The Deutsch Album

16 モスクワ2

飛行機に乗りわずかな時間でモスクワについた。
今回はトランジィットの滞在はなく
わずか1時間で立たなくてはならない。
最初にこの空港に来た事がはるか昔のように感じられる・・・

さて・・・乗り換え手続きをおこなうとてもするか。
日本人と韓国人、中国人の違いがは一目で分かる。
並んでいる一団はがきっと日本人。
やっぱり日本人。
べらべらべらと彼らの会話は途切れる事を知らない。
(やっぱり日本人て異質かもね)
でもきちんと並ぶ律義正しさは他の国の人にはないいいところ。
(関西人もこういうところでは並んでる。
電車やリフトでもそうすればいいのに)
彼らはそういう事を考えながら旅行してきたのだろうか?
?
ぼくだって来たときにはそんなこと考えていなかったな。
3、4日たって初めて気が付き、
1週間ぐらいたって冷静に見つめられ、
その後暫くしてから
彼らから学ぶべき点そして日本人の良き風習を見れたような気がした。

飛行機に乗った。
あとは成田へと一直線だ。
僕は充実感というより「やっと旅が終わった」と心からそう思った。
飛行機に乗る時間は10時間を超える。
でもまだ長いな・・・
隣のパリに行った学生と話しながら刻をつぶした。
「こんな素晴らしい旅はもう2度とできないだろう」
なんてそのときは思わなかった。

3週間移動しっぱなし・・・
本当に疲れた。
日本に帰ったら・・・
友達と無駄話したいな。
だが、家に帰ってからは旅行から帰ってきた安心感からか
脱力感だけが残り一週間ぐーたらとすごしてしまった。
3週間・・・あまりにも重過ぎるそして素晴らしく
何事にも変えがたい想い出であった。

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